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院長のひとりごと part①

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院長のひとりごと part①

part③まで続きます☆是非参考に豊かな人生のエッセンスにされば、幸いです。

~趣味の3つの効用~

幸福になる方法の一つが、趣味を持つことです。仕事ばかりではだめなのですね。 

ここはラッセルの『幸福論』の象徴ともいえる部分でしょう。趣味で幸福になれるなんて何だか軽い話だな、という印象を持たれるかもしれません。でも、実はそれが非常に重要だということを論じており、説得力があります。

ラッセルはここで、趣味のことを「私心のない興味」と表現しています。「ある人の生活の主要な活動の範囲外にある興味」「より公平無私な」興味ともいっていますが、例えばある分野の専門家が、自分の仕事に関係のない分野の本を読むことは、私心のない興味だといっています。そうした分野の本は、自分の利益や損得に関係なく純粋に楽しめるものだからです。興味の例としては、ほかにスポーツ観戦、観劇、ゴルフなどを挙げています。

 そのうえで、私心のない趣味を持つことには、次の三つの効用があるといいます。一つは気晴らしになるということです。気晴らしができれば、不幸の原因の一つである疲れを取ることができます。ラッセルは、気晴らしには「一晩寝て考えてみる」のと同じ効果があるといいます。第2回で無意識に仕事をさせることの効用を紹介しましたが、それに言及して、「意識下の精神過程が働きうるのは、眠りの中のみではない。そういう精神過程は、人の意識的な心がほかの方向に向けられているときにも、働くことができるのである」と説明しています。仕事で行き詰まっても、いったん中断して趣味を楽しみ、また仕事に戻ったときには意外といい答えが出るかもしれない。このことは、やみくもに一つのことをし続けるのではなく集中力のバランスをとる、と表現してもよいのではないかと思います。

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