院長のひとりごと part②
おはようございます!
趣味について、少しみなさん考えるきっかけになったでしょうか?
今日も続きを
二つ目の効用は、釣り合いの感覚を保つということです。これは主に、仕事とのバランスをとることに関係しています。
「私たちは、自分の職業だの、自分の仲間内だの、自分の仕事の種類だのに熱中するあまり、それが人間の活動全体のどんなに微々たる部分でしかないか、また、世界中のどんなにたくさんのものが私たちの仕事にまるで影響されないか、ということをとかく忘れがちである。」
(第十五章 私心のない興味)
自分の仕事にばかりかまけていると、見える世界はだんだん小さなものとなり、「世界の提供するこの壮大なスペクタクル」を味わう機会を失ってしまう。しかし趣味があると、そうした視野狭窄(しやきょうさく)に陥らず、人生においてバランスがとれるとラッセルはいうのです。